業種別集客

不動産会社(店舗)の集客|ポータル依存を減らすGoogleマップ・インスタ・口コミの設計

不動産店舗の集客はポータル依存になりがちです。Googleマップと口コミで「担当者が信頼できるか」を伝え、Instagramのルームツアーで見つけてもらい、来店予約と追客をLINEで設計する方法と宅建業の表示ルールを解説。

西執筆:西村亜海公開 5分で読めます

不動産店舗の集客は、ポータルサイトに掲載して反響を待つ形が長く続いてきました。掲載費は上がり、同じ物件が他社にも並び、お客さんは「どの会社に行っても同じ」と感じています。この状況で差がつくのは「担当者が信頼できるか」「この会社に行く理由があるか」です。

この記事では、Googleマップと口コミ、Instagramのルームツアー、来店予約とLINEでの追客、そして宅建業の表示ルールをまとめました。店舗全般の考え方は店舗集客の完全ガイド参照してください。

結論:ポータルは維持しつつ、「会社名・担当者名で選ばれる」状態をGoogleマップと口コミで作る

段階お客さんの行動やること
探すポータルで物件を探す、「地域名 不動産」で検索ポータル掲載の維持、Googleマップの整備
比べる会社名で検索し、Googleマップの口コミと担当者を見る担当者名入りの口コミ、写真、営業時間
来店来店予約、オンライン内見予約導線、LINEでの事前ヒアリング
追客・紹介契約後の紹介、更新・住み替えLINEでの連絡、紹介の仕組み

お客さんの探され方

  • ポータルサイト:物件で探す。会社は「その物件を扱っている会社」として認識される
  • Googleマップ「地域名 不動産」「駅名 賃貸」。ポータルで候補の会社を見つけたあと、会社名で検索して口コミを確認する人が多い
  • Instagram:ルームツアー、地域の暮らしの情報。若い層の「この街に住みたい」から
  • 紹介:契約したお客さん、地域の店舗・企業からの紹介

Googleマップと口コミ

整備する情報

カテゴリ(不動産会社・不動産仲介)、営業時間と定休日、駐車場、写真(外観・店内・担当者)、取扱エリアと物件種別、来店予約のリンク。MEOの基本

担当者名入りの口コミ

不動産は「担当者で決まる」業種です。契約後、鍵の引き渡し時に「担当した〇〇の名前を入れて感想をいただけると、次に探す方の参考になります」と一言。QRコードを引き渡し資料に添えます。見返りの提供や評価の指定はできません。依頼のタイミングと一言

返信

担当者名で、お客さんの個人情報(物件名・契約内容)に触れずに返信します。低評価には事実確認と改善の姿勢を。返信の例文集

Instagram:ルームツアーと地域の暮らし

  • ルームツアーのリール:入口から部屋、水回り、窓からの眺めまで30秒。家賃・間取り・駅徒歩・初期費用の目安をテロップとキャプションに(表示ルールは後述)
  • 地域の暮らし:スーパー・公園・カフェ・通勤ルート。「この街に住むとどうなるか」
  • 担当者の人柄:顔と話し方、得意なエリア。「この人に相談したい」を作る
  • プロフィール:取扱エリア、物件種別、来店予約・LINEのリンク。プロフィールの書き方

Instagramのルームツアーは、ポータルにない「この会社に行く理由」になります。インスタ集客の完全ガイド

来店予約とLINEでの追客

  1. 来店予約を1クリックに:Googleマップ・Instagram・ホームページから、日時を選べる予約フォームに
  2. LINEで事前ヒアリング:希望エリア・予算・時期を来店前に聞き、当日の提案を準備
  3. 来店後の追客:物件の新着をLINEで個別に。電話より続きやすい
  4. 契約後:更新時期・住み替え・紹介の案内。LINEの店舗集客

ポータルとの付き合い

  • 掲載は維持する:物件で探す人の入口。ただし、反響の会社名検索で口コミが弱いと選ばれない
  • ポータル経由の反響を「会社の顧客」に:来店時にLINE登録、担当者名を覚えてもらう
  • 掲載費と反響数を月次で出す:反響1件あたりの費用と、Googleマップ・Instagram経由の来店を比較

宅建業の表示ルール

  • 広告の表示義務:宅建業法と不動産の表示に関する公正競争規約により、物件広告には取引態様(仲介・売主など)、物件の所在地・面積・価格・交通(徒歩分数の算定基準)などの表示義務があります。SNSの投稿も広告にあたり得るため、ルームツアーの投稿に必要事項を入れるか、詳細ページへ誘導する形にします
  • おとり広告の禁止:成約済み・存在しない物件の掲載は禁止。SNSでも同様
  • 誇大表示の禁止「駅近」「日当たり良好」などの表現に基準があります
  • 免許番号の表示:ホームページ・チラシに免許番号、代表者、所在地

表示ルールは改正や解釈の変更があるため、公正取引協議会の資料や専門家に確認してください。

Arilienのサービス

私たち株式会社Arilienは、不動産店舗向けに、Googleビジネスプロフィールの整備と口コミ返信の型づくり(MEO支援)、ホームページ制作サブスク(月16,900円。来店予約導線を含む)、Instagram運用代行(ルームツアーの制作)を提供しています。サービス一覧

よくある質問

ポータルをやめて自社集客だけにできますか?

物件で探す人の入口はポータルなので、すぐにやめるのは現実的ではありません。掲載を維持しつつ、会社名検索で選ばれるようにGoogleマップと口コミを整え、Instagramで「この会社に行く理由」を作る順番です。

口コミはどう頼めばいいですか?

契約後、鍵の引き渡し時に担当者名を入れて書いてもらうようお願いします。見返りの提供や評価の指定はプラットフォームのルール違反です。

ルームツアーの投稿に表示義務はありますか?

SNSの投稿も広告にあたり得るため、取引態様や物件情報の表示が必要になる場合があります。投稿に必要事項を入れるか、表示要件を満たした詳細ページへ誘導してください。専門家に確認をおすすめします。

若い層に届けるにはどうすればいいですか?

Instagramのルームツアーと地域の暮らしの発信が効きます。家賃・間取り・駅徒歩を明記し、来店予約・LINEに1クリックでつなげてください。

まとめ

  • 不動産店舗の集客は、ポータルを維持しつつ「会社名・担当者名で選ばれる」状態を作る
  • Googleマップは担当者名入りの口コミと返信、写真、来店予約リンク
  • Instagramはルームツアーと地域の暮らし、担当者の人柄
  • 来店予約を1クリックに、LINEで事前ヒアリングと追客
  • 宅建業の表示ルール(取引態様・物件情報・おとり広告の禁止)をSNSでも守る

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西
西村亜海ミセノホシ編集長/株式会社Arilien

株式会社Arilienで飲食店・サロン向けのインフルエンサーPRとSNS集客支援を担当。現場で見た「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、売り込みなしで記事にしています。 法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。

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