店舗集客ノウハウ

店舗集客の広告の始め方|Google・Instagram・LINE広告の費用と使いどころ

店舗が使える主な広告(Google検索・マップ広告、Instagram広告、LINE広告、チラシ)の仕組み、費用の目安、向いている目的、始める前の条件、失敗しやすい設定、来店を計測する方法を比較してまとめました。

西執筆:西村亜海公開 3分で読めます

「広告を出せば集客できる」と考えて、月に数万円を使い、何も変わらなかった。店舗の広告でいちばん多い結果です。原因は広告そのものではなく、広告で見せた(プロフィール、口コミ、予約導線)が整っていないことにあります。

この記事では、店舗が使える広告の種類と費用、向いている目的、始める前の条件をまとめます。広告は「集客の最後の一手」であり、最初の一手ではありません店舗集客の完全ガイド)。

結論:広告は「導線が整い、来店を計測できる」状態で出す

広告を出す前に、次の3つを確認してください。

  1. Googleマップの口コミが育っている(件数と新しさ)
  2. Instagramのプロフィールと予約導線が整っている
  3. 来店の計測(アンケート、合言葉、クーポン)ができる

3つが揃っていなければ、広告費は消えるだけです。

広告の種類と比較

広告仕組み向いている目的費用の目安
Google検索・マップ広告「駅名 業種」の検索結果やマップの上部に表示今すぐ探している人を取るクリック単価制。1日数百円〜
Instagram広告反応の良い投稿を、エリア指定で配信「行きたい」を作る、限定の告知1日数百円〜
LINE広告LINEの画面に配信エリアの幅広い層への認知予算はやや大きめ
チラシ・ポスティング近隣の住宅・オフィスに配布商圏が狭い店の認知印刷と配布の実費

Google検索・マップ広告

「今すぐ探している人」に届く広告です。「渋谷 焼肉」と検索した人に、検索結果の上部やマップの一覧で表示されます。

  • 向いている:口コミが育っていて、検索で選ばれる準備ができている
  • 設定:キーワードは「地域名×業種」に絞る。エリアは来店できる範囲。営業時間内だけ配信
  • 注意:口コミが少ない状態で出すと、クリックされても選ばれない。先にMEO対策

Instagram広告

「まだ探していない人」に「行きたい」を作る広告です。反応の良かったリールを、エリアを絞って配信します。詳しくはインスタ広告の記事

  • 向いている:リールで反応が取れている店、限定や季節の告知
  • 注意:全国配信、反応のない投稿の広告化、導線の未整備

LINE広告

LINEアプリ内に配信する広告です。エリアと年齢で絞れますが、Instagram広告より予算の目安が大きく、店舗単独ではやや使いにくい場合があります。LINE公式アカウントの友だち追加を目的にした広告は、リピート施策と組み合わせると効きますLINEの記事)。

チラシ・ポスティング・看板

デジタルではありませんが、商圏が狭い(住宅街の飲食店、サロン、整体)では今も効きます。

  • QRコードでGoogleマップの口コミとInstagramにつなぐ
  • 「オープン」「季節の限定」「初回特典」など、行く理由を1つに絞る
  • 配布エリアと枚数を記録し、来店経路のアンケートで効果を見る

予算の決め方

来店1件あたりにかけられる費用から逆算します。客単価5,000円、粗利率60%なら、1来店に最大3,000円。リピートが見込めるなら、その分を上乗せできます。まず1日数百円〜1,000円で1〜2週間試し、来店1件あたりの費用を出してから増減します。

失敗しやすい設定

  • 全国・都道府県全体への配信
  • 「いいね」「表示回数」を目的にする
  • 営業時間外に配信する(Google検索広告)
  • 導線が整っていない状態で出す
  • 業種の規制に触れる表現(美容・整体・医療)。広告は審査があり、アカウント停止のリスクもある
  • 計測せずに「なんとなく効いた気がする」で続ける

インフルエンサーPRとの使い分け

広告は「見せる」、インフルエンサーPRは「他人の言葉で紹介し、投稿と口コミが残る」。導線が整っていない店はPRから、整った店は両方、繁忙期前は広告。詳しくはPRと広告の比較記事参照してください。

まとめ

  • 広告は口コミ・導線・計測が揃ってから
  • Google検索広告は「今すぐ探す人」、Instagram広告は「行きたいを作る」、LINEは認知、チラシは狭い商圏
  • 予算は来店1件あたりの許容額から逆算し、小さく試す
  • 全国配信、いいね目的、時間外配信、規制表現、未計測は避ける

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西
西村亜海ミセノホシ編集長/株式会社Arilien

株式会社Arilienで飲食店・サロン向けのインフルエンサーPRとSNS集客支援を担当。現場で見た「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、売り込みなしで記事にしています。 法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。