業種別集客

ゲストハウス・民泊の集客|Googleマップと口コミでOTA依存を減らす方

ゲストハウスや民泊は、予約サイト(OTA)の手数料と評価に経営が左右されがちです。Googleマップの整え方、英語の口コミの育て方、Instagramで「ここに泊まりたい」を作る投稿、自社予約への誘導、リピーターとコミュニティ。

西執筆:西村亜海公開 3分で読めます

ゲストハウスや民泊は、予約サイト(OTA)からの予約が中心で、手数料と評価に経営が左右されます。「OTAを使わない」のは現実的ではありませんが、Googleマップと自社の発信で「直接予約」の割合を増やすことはできます。

この記事では、小規模な宿泊施設がOTA依存を減らすための、Googleマップ、口コミ、Instagram、自社予約の運用をまとめます。ホテル向けの口コミ運用はホテルの口コミの記事旅館向けは旅館のインバウンドの記事参考にしてください。

結論:Googleマップの口コミが、OTAの評価と同じくらい見られている

旅行者は、OTAで候補を見つけたあと、Googleマップで場所と口コミを確認します。ここで口コミが少ない、英語の口コミがない、写真が少ないと、候補から外れます。逆にGoogleマップが整っていると、OTAを経由せず直接予約する人も増えます。

Googleマップの整え方

  • カテゴリ:ゲストハウス、ホステル、民泊など実態に合うもの
  • 説明文(日本語+英語):立地、部屋のタイプ(個室・ドミトリー)、共用設備、チェックイン方法、料金の目安
  • 写真:外観、入口(見つけやすさ)、部屋、共用スペース、キッチン、バスルーム。20枚以上写真の記事
  • 予約リンク:自社の予約ページ(自社サイト、予約システム)
  • 属性「Wi-Fi」「英語対応」「荷物預かり」「キッチン」など
  • 営業時間:チェックイン・アウトの時間を説明文に

英語の口コミを育てる

訪日客は口コミを書く習慣がある人が多く、良い体験ときっかけがあれば書いてくれます。

  • チェックイン時に「Welcome. If you need anything, please ask」の一言
  • 周辺のおすすめ(食事、観光)を手書きの地図やカードで渡す。口コミに「the owner gave us great tips」と書かれる
  • チェックアウト時に「If you enjoyed your stay, we'd appreciate a Google review」とQRコード
  • 英語で短く返信する。低評価には謝罪→事実→改善
  • 考え方は寿司店のインバウンドの記事同じ

Instagramで「ここに泊まりたい」を作る

  • 部屋と共用スペース:朝の光、夜の雰囲気。ドミトリーは「清潔で静か」が伝わる写真
  • オーナー・スタッフの:ゲストハウスは「誰がいるか」で選ばれる
  • 周辺の楽しみ方:徒歩圏の食事、散歩コース、朝の景色
  • ゲストとの交流(許可を得て):共用スペースの夜、イベント
  • 英語のキャプション:1〜2行。料金と部屋タイプ
  • ハイライト:「部屋」「アクセス」「周辺」「予約」

旅館のInstagram運用こちら)の「一泊の流れ」の考え方が使えます。

自社予約への誘導

  • Instagramのプロフィールリンク、Googleマップの予約リンクを自社予約ページに
  • 自社予約の特典(レイトチェックアウト、ドリンク1杯、次回割引)。OTAより「少し良い」条件に
  • チェックアウト時に「次回は直接予約で〇〇」のカードを渡す
  • LINEやメールで、リピーターに季節の案内

リピーターとコミュニティ

ゲストハウスは、リピーターとの関係が強い業態です。

  • 宿泊者の名前と来訪の目的を覚える
  • 帰国後・帰宅後に、写真や周辺情報を送る(同意を得て)
  • 常連向けのイベント、季節の案内
  • 常連の投稿を、許可を得て紹介リポストのルール

民泊の表示ルールと注意点

  • 住宅宿泊事業(民泊)の届出番号:広告(自社サイト、SNSの募集投稿)に届出番号などの表示義務がある。所轄に確認する
  • 旅館業法の許可:ゲストハウス・ホステルは旅館業法の許可(簡易宿所など)が前提
  • 近隣への配慮:騒音、ゴミ出しのルールをチェックイン時に説明。近隣トラブルは口コミと営業の両方に影響する
  • 宿泊者の写真:許可を得たものだけ
  • 料金の表示:清掃費、追加人数の料金など、総額が分かるように

まとめ

  • Googleマップの口コミはOTAの評価と同じくらい見られる。直接予約の入口になる
  • カテゴリ、日英の説明文、写真20枚、自社予約リンク、属性、チェックイン時間
  • 英語の口コミは、一言、周辺情報、チェックアウト時のQRコード、短い返信
  • Instagramは部屋、人、周辺、交流、英語1〜2行
  • 自社予約の特典、次回案内、リピーターとの関係
  • 届出番号の表示、許可、近隣配慮、写真の許可、料金の総額

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西
西村亜海ミセノホシ編集長/株式会社Arilien

株式会社Arilienで飲食店・サロン向けのインフルエンサーPRとSNS集客支援を担当。現場で見た「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、売り込みなしで記事にしています。 法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。

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