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歯科の定期検診リコール率を上げる|LINE・はがき・予約の設計

歯科医院の経営は、新患より定期検診(リコール)の率で安定します。リコール率が下がる原因、次回予約をその場で取る流れ、LINEとはがきの使い分け、リマインドの文例、予約変更のしやすさ、リコール率の測り方、医療機関としての注意点をまとめました。

西執筆:西村亜海公開 3分で読めます

歯科医院の新患を増やす施策は、口コミInstagram解説してきました。しかし、経営を安定させるのは新患ではなく、定期検診に戻ってくる患者さんの割合(リコール率)です。

治療が終わって「3か月後に検診に来てください」と伝えても、実際に来る患者さんは限られます。この記事では、リコール率を上げるための予約の設計、LINEとはがきの使い分け、リマインドの文例をまとめます。

結論:リコールは「治療終了時にその場で予約」「直前のリマインド」で決まる

「3か月後に電話します」「はがきを送ります」では、患者さんは戻ってきません。治療終了時に次回の検診日をその場で予約し、1週間前と前日にリマインドを送る。この2つで、リコール率は大きく変わります。

リコール率が下がる原因

  • 治療終了時に次回予約を取っていない
  • 検診の目的(何を見るか、なぜ必要か)が伝わっていない
  • リマインドが届いていない(はがきだけ、電話に出ない)
  • 予約の変更がしにくい(電話のみ)
  • 治療中の説明不足や待ち時間の不満

治療終了時の流れ

  1. 治療の終了を伝え、今後の目安を説明する(「3か月ごとの検診で、〇〇を確認します」)
  2. その場で次回の日時を提案する(「3か月後の同じ曜日、同じ時間はいかがですか」)
  3. 予約を取り、予約カードを渡す
  4. LINE登録を案内し、リマインドがLINEで届くことを伝える
  5. 「変更はLINEか電話でいつでも」と伝える

検診の目的は、患者さんの言葉で。「虫歯の早期発見」「歯石の除去」「〇〇の経過」。

LINEとはがきの使い分け

手段向いているポイント
LINE幅広い年齢層。リマインドと予約変更1週間前と前日に自動送信。返信で変更できる
がき高齢の患者さん、LINE未登録1か月前に送付。次回予約日を明記
電話予約のない患者さんへの呼び戻し時間帯を選ぶ。「検診の時期です」と短く
メール予約システムの自動通知LINEと併用

LINE公式アカウントの設定と配信の考え方はLINEの記事参照してください。医療機関では、配信内容は診療の案内にどめ、広告的な内容(治療の効果、キャンペーン)は医療広告ガイドラインの範囲で。

リマインドの文例

1週間前(LINE)

〇〇歯科です。〇月〇日〇時に定期検診のご予約をいただいています。ご都合が変わった場合は、このLINEか電話でご連絡ください。

前日(LINE)

明日〇時に定期検診のご予約です。お待ちしております。

予約のない患者さんへ(はがき・LINE)

前回の検診から3か月が経ちました。歯石の除去と虫歯のチェックの時期です。ご予約はLINEまたは電話で。

予約変更のしやすさ

  • LINEやWebで変更・キャンセルができる
  • 変更の連絡に「ありがとうございます。〇日はいかがですか」と即座に代案を出す
  • キャンセル後、1週間以内に再提案する
  • 「キャンセルしたら気まずい」を作らない。感謝の言葉で

リコール率の測り方

  • リコール率:治療終了した患者さんのうち、〇か月以内に検診に来た人の割合
  • 次回予約率:治療終了時にその場で予約を取った割合
  • リマインド後の来院率:リマインドを送った人のうち、来院した割合
  • 月1回、予約システムから集計する

次回予約率が低ければ「治療終了時の流れ」、リマインド後の来院率が低ければ「文面とタイミング」を見直します。

医療機関としての注意点

  • LINEでのやり取りに治療内容や個人情報を含めない。守秘義務
  • 配信は診療の案内に限る。「〇〇治療キャンペーン」「今なら〇〇円」など広告的な内容は医療広告ガイドラインに注意
  • 患者さんの同意を得て登録してもらい、配信停止の方法を伝える
  • 口コミの依頼は、検診後の説明のあとに。見返りや評価の指定はしない歯医者の口コミの記事

まとめ

  • リコールは治療終了時のその場予約と、直前のリマインドで決まる
  • 終了時に目的を説明し、日時を提案し、カードとLINEで確定
  • LINEはリマインドと変更、はがきは高齢の方、電話は呼び戻し
  • 予約変更をしやすくし、キャンセル後は1週間以内に再提案
  • リコール率・次回予約率・リマインド後来院率を月1で
  • 守秘義務、広告的な配信の回避、同意と配信停止

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西
西村亜海ミセノホシ編集長/株式会社Arilien

株式会社Arilienで飲食店・サロン向けのインフルエンサーPRとSNS集客支援を担当。現場で見た「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、売り込みなしで記事にしています。 法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。

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