業種別の集客

歯医者のGoogleマップ口コミを増やす方法|医療広告ガイドラインに沿ったやり方

歯科医院の新患は「近くの歯医者」検索とGoogleマップの口コミで決まります。一方で医療機関には医療広告ガイドラインがあり、口コミの扱いに制限があります。ルールを守りながら口コミを増やす依頼の仕方、返信の型、やってはいけないことをまとめました。

ミセノホシ編集部公開 3分で読めます

歯科医院を探す人のほとんどは、「近くの歯医者」「〇〇駅 歯医者」とGoogleマップで検索し、星と口コミを見て決めます。「痛くない」「説明が丁寧」「予約が取りやすい」という口コミが、新患の決め手になります。

一方で、歯科医院は医療機関です。医療広告ガイドラインという、他の業種にはないルールがあり、口コミの扱い方を間違えると問題になります。この記事では、ルールを守りながら口コミを増やす方法をまとめます。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。個別の判断は厚生労働省の医療広告ガイドラインや専門家にご確認ください。

結論:口コミは「増やしてよい」が、「使い方」に制限がある

医療広告ガイドラインでは、治療の内容や効果に関する患者の体験談を、医療機関の広告(自院のサイトなど)に使うことが禁止されています。ただし、患者が自分の意思でGoogleマップに書いた口コミは、それ自体が医療機関の広告にはあたらないされています。

つまり、口コミを増やすこと自体は問題ありません。問題になるのは、①誘導や見返りで書かせること、②自院のサイトやSNSに転載すること、③返信で治療効果を追認することです。この3つを避けるのが基本です。

やってはいけないこと

行為理由
口コミと引き換えに割引や物品を渡すGoogleのポリシー違反であり、誘導による体験談として医療広告上も問題
口コミを自院のサイト・SNSに転載する治療内容・効果に関する体験談の広告は禁止
返信で「当院の治療で治ります」と書く医療機関側の表示となり、効果の保証や誇大表現にあたる可能性
スタッフや家族が口コミを書く自作自演。発覚時の信頼低下が大きい
「痛くない治療」「最新」「No.1」と広告する客観的根拠のない比較・誇大表現

口コミを増やす手順

1. Googleビジネスプロフィールを整える

診療科目、診療時間、休診日、予約方法、駐車場、バリアフリー。写真は受付、待合、診療室(患者が写らない状態)、外観。清潔感と、初めてでも入りやすい雰囲気伝わる写真を優先します。

2. 依頼のタイミングは「治療の説明が終わったあと」

治療後、次回の説明が終わり、患者が安心しているタイミングで、受付が「初めての方の参考になりますので、よろしければGoogleの口コミで感想をお聞かせください」と伝える。QRコードを受付に置く。

3. 全員に平等に

満足していそうな人だけに依頼する(レビューゲーティング)はGoogleのポリシー違反です。依頼する場合は全員に同じ案内を。基本ルールはGoogleマップの口コミを増やす方法確認してください。

4. 返信は「治療効果に触れない」形で

ご来院ありがとうございます。治療の説明について、分かりやすかったとのお言葉をいただき、スタッフ一同励みになります。今後も安心して通っていただけるよう努めてまいります。

「痛くなかった」「治った」という口コミに対して、「当院では痛くない治療をしています」「必ず治ります」と返すのは避けてください。「ご安心いただけたようで何よりです」にどめる。

低評価への対応

歯科医院の低評価には、「待ち時間」「説明不足」「費用」「受付の対応」が多く見られます。

  • 待ち時間:予約枠の見直しと、待ち時間の目安の案内を書く
  • 説明不足:説明の手順を見直したことを書く
  • 費用:自費診療の費用は事前に書面で説明する旨を書く
  • 誹謗中傷や、患者でない人の投稿は、Googleに削除を申請する

返信で患者の個人情報(治療内容、来院日)に触れないこと。守秘義務の観点で特に重要です。詳しくは歯医者の低評価口コミへの対応まとめています。

Instagramとの組み合わせ

歯科医院のInstagramは、予防や院内の雰囲気で「行ってみようかな」を作る役割です。ここでも口コミの転載や治療効果の投稿は避けます。運用は歯医者のインスタ運用参照してください。

まとめ

  • 口コミは増やしてよいが、見返り・転載・効果の追認は禁止
  • プロフィールは清潔感と入りやすさ。診療時間と予約方法を正確に
  • 依頼は治療の説明のあと、受付が全員に平等に、QRコードで
  • 返信は治療効果に触れず、安心感の言葉にどめる
  • 低評価は待ち時間・説明・費用・受付の改善を書く。個人情報には触れない

参考

  • 厚生労働省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)」
ミセノホシ編集部

株式会社Arilienの運営チーム。インフルエンサーと店舗をつなぐ現場で見えた「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、 売り込みなしで記事にしています。法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。