Instagram集客

体験施設のUGC戦略|お客さんの投稿を増やす仕掛けと活用の仕方

UGC(お客さんが自発的に投稿するコンテンツ)は、体験型ビジネスの最強の集客資産です。投稿したくなる仕掛け、ハッシュタグとフォトスポットの設計、投稿を見つけて紹介する運用、同意と著作権の注意点をまとめました。

ミセノホシ編集部公開 3分で読めます

UGC(ユーザー生成コンテンツ)とは、お客さんが自発的に投稿する写真や動画のことです。お店が自分で投稿するより信頼され、フォロワー外に広がり、費用がかかりません。

体験型ビジネスは、このUGCがいちばん生まれやすい業種です。体験の様子と完成品は、お客さんにとって「投稿したいもの」だからです。この記事では、UGCを増やす仕掛けと、生まれたUGCを活用する運用をまとめます。

結論:UGCは「撮りたくなる瞬間」と「投稿しやすい仕組み」で増える

UGCは「投稿してください」とお願いしても増えません。増えるのは、撮りたくなる瞬間が体験の中に設計されていて投稿するときに迷わない仕組みあるときです。

撮りたくなる瞬間を設計する

完成の瞬間

完成品を渡すとき、「写真を撮る時間」を体験の流れに組み込む。「ここで記念撮影しましょう」と声をかけ、撮りやすい場所(明るい、背景がきれい)に案内する。

フォトスポット

施設の看板、ロゴ入りの壁、体験の道具が並ぶ棚。「ここで撮ると映える」場所を1か所つくる。派手である必要はなく、光がきれいで、背景に余計なものがないことが条件です。

「持ち帰れるもの」

完成品、体験の証明書、名前入りのカード。持ち帰ったあとに撮影されるものがあると、UGCが体験後にも生まれます。

スタッフからの一言

「写真、撮りましょうか?」の一言は、UGCを最も増やす施策です。スタッフが撮ってあげた写真は、ほぼ確実に投稿されます。

投稿しやすい仕組み

  1. ハッシュタグを1つ決めて掲示する「#〇〇陶芸体験」のように施設固有のもの。受付、フォトスポット、完成品の袋に印字
  2. アカウント名を分かりやすく「タグ付けしてもらえると嬉しいです」と伝える
  3. 位置情報を登録しておく:Instagramの位置情報がないと、お客さんは投稿に場所を付けられない
  4. Wi-Fi:体験中にその場で投稿する人が多い。電波が弱い施設はWi-Fiを用意する

UGCを見つけて紹介する運用

  • 週2回、ハッシュタグとタグ付けを確認する
  • 紹介の許可を取る:DMで「素敵な投稿ありがとうございます。ストーリーズで紹介してもよろしいですか?」。許可なしでの転載はしない
  • ストーリーズで紹介し、ハイライトに残す「お客さまの投稿」というハイライトを作る
  • お礼のコメント:紹介しなくても、投稿にはお礼のコメントを残す。次の投稿につながります

紹介されたお客さんは嬉しく、それを見た他のお客さんも「投稿したら紹介されるかも」と思う。この循環がUGCを増やします。

UGCと口コミの連動

InstagramのUGCが増えると、Googleマップの口コミにも影響します。投稿した人は、口コミも書きやすい状態にあります。完成品を渡すときに「Googleの口コミもいただけると嬉しいです」と一言添えてください。育て方は体験教室のGoogleマップ口コミまとめています。

注意点:同意と権利

  • 転載は必ず許可を得るお客さんの投稿はお客さんのものです。「リポスト自由」と勝手に決めない
  • 子どもの写真:保護者の同意が必要
  • 他のお客さんの写り込み:紹介する前に確認する
  • 音楽の権利お客さんの動画に使われている音源をそのまま自社の広告に使うと、権利の問題が起きることがある。紹介はストーリーズでの共有にどめる
  • お礼の特典を「投稿の条件」にしない「投稿したら割引」は、投稿がPRになり、ステマ規制や口コミ規約の問題につながります。詳しくはステマ規制の解説参照

インフルエンサーPRとの違い

UGCはお客さんの自発的な投稿で、インフルエンサーPRは依頼に基づく投稿です。後者にはPR表記が必要です。両方を組み合わせると、「依頼した投稿」と「自然に生まれた投稿」の両方がある状態になり、信頼が厚くなります。体験型のPRは体験型ビジネスのSNS集客後半で触れています。

まとめ

  • UGCは「撮りたくなる瞬間」と「投稿しやすい仕組み」で増える
  • 完成の瞬間、フォトスポット、持ち帰れるもの、スタッフの「撮りましょうか」
  • 固有のハッシュタグ、アカウント名、位置情報、Wi-Fi
  • 週2回確認、許可を取って紹介、ハイライトに残す、お礼コメント
  • 転載の許可、子どもの写真、写り込み、音楽の権利、特典を条件にしない
ミセノホシ編集部

株式会社Arilienの運営チーム。インフルエンサーと店舗をつなぐ現場で見えた「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、 売り込みなしで記事にしています。法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。

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