業種別集客

整体院・整骨院の集客方法|表現ルールを守って新規とリピートを増やす

整体院・整骨院・鍼灸院の集客は「表現ルール」が前提。Googleマップの口コミで安心感、Instagramは悩み別セルフケア、リピートは初回の説明で設計。広告制限とインフルエンサーPRの注意点もまとめました。

西執筆:西村亜海公開 6分で読めます

整体院・整骨院の集客には、飲食店や美容室にはない前提があります。「言えることに制限がある」ことです。「治る」「〇〇が改善」のような表現は、資格の種類によっては広告として書けず、口コミの扱いにもルールがあります。

このガイドでは、表現ルールを前提に、Googleマップの口コミ、Instagram、リピートの設計、接骨院・鍼灸院の広告制限、インフルエンサーPRの注意点までをまとめました。店舗全般の考え方は店舗集客の完全ガイド参照してください。

結論:整体・整骨院の集客は「口コミで安心、インスタでセルフケア、初回の説明でリピート」

  • 口コミ:初めての人は「痛くないか」「押し売りされないか」「話を聞いてくれるか」を口コミで確認する。Googleマップの口コミが安心感の中心
  • Instagram「症状が治る」は書けない。「悩み別のセルフケア」と「院内の安心感」で、行く前の不安を減らす
  • リピート:初回に「今の状態、通う頻度、いつまで」を説明できているかで、2回目の来院率が決まる

整体院と整骨院・鍼灸院の違い(資格と広告制限)

種類資格広告の制限
整体院・リラクゼーション国家資格なし(民間資格)医療行為と誤解される表現(治療・診断・症状名+効果)は避ける。景表法・薬機法の対象
整骨院・接骨院柔道整復師(国家資格)柔道整復師法で広告できる事項が限定される
鍼灸院はり師・きゅう(国家資格)あはき法で広告できる事項が限定される

この記事は法律相談ではありません。広告の可否は地域の保健所や専門家に確認してください。整骨院・鍼灸院の広告の詳細は接骨院・鍼灸院の広告の記事まとめています。

探され方

  • Googleマップ「駅名 整体」「近くの整骨院」。星・件数・最新の口コミ・写真
  • ホットペッパービューティー(リラク)・エキテン:クーポンと口コミで比較
  • 紹介「腰がつらい」と言ったら友人が勧めてくれる
  • Instagram:セルフケアの投稿を保存していた人が、限界になって予約する

「今つらい人」はGoogleマップから、「そのうち行こうと思っている人」はInstagramと紹介から来ます。両方の入り口を用意します。

Googleマップと口コミ

依頼の仕方

施術後、状態の説明が終わって落ち着いたタイミングで、「初めての方が安心して来られるように、感想を書いていただけると助かります」と一言。QRコードを渡します。見返りの提供、良い評価の指定、店側が代わりに書く、はGoogleのポリシー違反です。依頼のタイミングと一言

返信で効果を追認しない

「腰痛が治ったとのこと、良かったです」と返すと、院側が効果を主張したことになります。「ご来院ありがとうございました。今後も体の状態に合わせてご案内します」のように、感謝と次回の案内にどめます。

口コミを転載しない

口コミをホームページやチラシに「お客様の声」として転載すると、体験談の広告として扱われ、整骨院・鍼灸院では制限の対象になります。整体院でも、効果を思わせる体験談の転載は景表法上のリスクがあります。

詳しくは整体院のGoogleマップ口コミの記事参照してください。

Instagram:悩み別セルフケア×院内の安心感

セルフケアの投稿

「デスクワークで肩が重い人の30秒ストレッチ」「寝る前にできる腰まわりのケア」。症状名と効果を結びつけず、「こういう悩みの人が、自分でできること」の形にします。保存され、「限界になったとき」に思い出してもらえます。

院内の安心感

外観と入り口、待合、施術スペース、施術者の顔と話し方、初回の流れ(問診→説明→施術→説明)。「押し売りしない」「話を聞く」を、言葉でなく映像で伝えます。

避ける表現

「治る」「改善」「〇〇に効く」「骨盤矯正で痩せる」など。ビフォーアフターも、姿勢の比較を効果の証拠のように見せる形は避けます。詳しくは整体院のインスタ集客の記事参照してください。

リピート:初回の説明が9割

  1. 初回に3つを説明する「今の状態」「通う頻度と回数の目安」「いつ頃まで」。説明がないと、お客さんは「良くなったから終わり」「変わらないから終わり」のどちらかになる
  2. 次回の提案は施術後に「1週間後にもう一度状態を見せてください」。強要ではなく、理由つきの提案
  3. LINEで間隔を埋める:来院翌日に「今日のセルフケア」、次回の目安の時期に「空き状況」
  4. 2回目来院率を出す:初回の説明ができているかは、この数字に出る

詳しくは整体院のリピートとLINEの記事参照してください。

接骨院・鍼灸院の広告制限

柔道整復師法・あはき法では、広告できる事項が「施術者の氏名・住所、業務の種類、施術所の名称・所在地・電話番号、施術日・時間」などに限られています。ホームページやSNSがどこまで「広告」にあたるかは解釈が分かれる部分があり、厚生労働省の検討会でも議論が続いています。

  • 避ける表現:症状名と効果の組み合わせ、「〇〇専門」、料金の割引表示、体験談、他院との比較
  • 書ける方向:施術の流れ、院内の様子、施術者の紹介、営業時間・アクセス、保険適用の範囲(正確に)

自院がどこまで書けるかは、保健所に確認してください。接骨院・鍼灸院の広告の記事

インフルエンサーPR

整体院でも、「初めて来た人が、どういう流れで施術を受けたか」の体験の投稿は活用できます。依頼時に守ることは3つです。

  • 効果の投稿を依頼しない「肩こりが治った」と書いてもらう依頼は、院側の広告表現として扱われるリスクがある。「体験の流れと院の雰囲気」を紹介してもらう
  • PR表記を必ず:無償の施術でも、依頼して投稿してもらう場合はPR表記が必要
  • 医療的な表現の確認:投稿前に、症状名+効果、治療、診断などの表現が入っていないかを確認する

詳しくは整体院のインフルエンサーPRの記事参照してください。

集客できないときの原因

  1. Googleマップの口コミが少ない、または古い:初めての人が安心できない
  2. 写真が外観だけ:中の様子と施術者が見えない
  3. 初回の流れと料金が書かれていない「いくらかかるか分からない」で離脱する
  4. Instagramが症状の話ばかり:書けないことを書こうとして止まるか、リスクのある表現になる
  5. 2回目来院率を出していない:新規ばかり追って、初回の説明が改善されない

Arilienのサービス

私たち株式会社Arilienは、整体院・整骨院向けに、Googleビジネスプロフィールの整備と口コミ返信の型づくり(MEO支援)、ホームページ制作サブスク(月16,900円)、Instagram運用代行を提供しています。表現ルールを前提に、書ける範囲で「安心感」を伝える構成にします。サービス一覧

よくある質問

整体院の集客で最初にやることは?

Googleビジネスプロフィールの写真(外観・待合・施術スペース・施術者)と初回の流れ・料金の記載、口コミへの依頼と返信の仕組みです。「安心感」が集客の中心になります。

口コミに「腰痛が治った」と書かれたら、返信でお礼を言っていいですか?

感謝は伝えてかまいませんが、「治って良かった」のように院側が効果を追認する表現は避けます。「ご来院ありがとうございました」と、次回の案内にどめてください。

ビフォーアフターの姿勢写真は載せていいですか?

効果の証拠のように見せる形は避けてください。整骨院・鍼灸院では広告制限の対象になり得ます。整体院でも景表法上のリスクがあります。院内の様子や施術の流れを載せるほうが安全です。

インフルエンサーに来てもらう場合、何を投稿してもらえますか?

初めての人が知りたい「予約から施術後までの流れ」「院内の雰囲気」「施術者の人柄」です。効果の投稿は依頼せず、PR表記を必ず入れてもらいます。

まとめ

  • 整体・整骨院の集客は表現ルールが前提。資格の種類で書けることが違う
  • 口コミは安心感の中心。返信で効果を追認せず、転載しない
  • Instagramは悩み別セルフケアと院内の安心感
  • リピートは初回の説明(状態・頻度・期間)で決まる
  • インフルエンサーPRは体験の流れを。効果の投稿は依頼しない、PR表記を必ず

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記事の内容を、実行まで支援します

西
西村亜海ミセノホシ編集長/株式会社Arilien

株式会社Arilienで飲食店・サロン向けのインフルエンサーPRとSNS集客支援を担当。現場で見た「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、売り込みなしで記事にしています。 法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。

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