SNS・SMS集客

SMS集客・SMSマーケティングとは?店舗での使い方(予約リマインド・再来店)と守るべき法律

SMSは届きやすい反面、送信には同意と特定電子メール法の理解が必要です。店舗で向く用途(予約リマインド・再来店の案内・キャンセル待ち)、同意の取り方、文面の型、LINEとの使い分け、費用の考え方をまとめました。

西執筆:西村亜海公開 5分で読めます

「SMS集客」「SMS販促」という言葉を見て、電話番号にメッセージを送れば集客できるのでは、と考える店舗は多いです。確かにSMSは届きやすく開封されやすい手段ですが、同意なく送れば法律違反になり、お店の信頼も落とします。

この記事では、店舗でSMSが向く用途、同意の取り方と法律、文面の型、LINEとの使い分け、費用の考え方をまとめました。SNS全体の設計はSNS集客の完全ガイド参照してください。

結論:SMSは「新規集客」ではなく「予約した人・来た人への連絡」に使う。同意が前提

SMSは、電話番号を知っている相手(予約した人、会員、来店したお客さん)に、確実に届けたい短い連絡を送る手段です。不特定多数への広告には向かず、同意のない送信は特定電子メール法の対象になります。「新規を集める」のはGoogleマップ・Instagram・LINEに任せ、SMSは「予約リマインド」「再来店の案内」「キャンセル待ちの連絡」に絞るのが店舗の正解です。

店舗でSMSが向く用途

用途内容効果
予約リマインド前日または当日朝に「明日〇時のご予約をお待ちしています」無断キャンセルの減少
再来店の案内美容室・サロン・整体の周期に合わせて「そろそろの時期です」リピート率の改善
キャンセル待ちの連絡「空きが出ました」を待っている人に空席の解消
予約の確認・変更予約完了の通知、変更・キャンセルのリンク電話対応の削減
取り置き・入荷の連絡「ご注文の品が入荷しました」来店の確定

LINEに登録していない人、LINEを見ない(年配のお客さん、法人)にも届くのがSMSの強みです。

守るべき法律とルール

特定電子メール法

広告や宣伝を目的としたメール(SMSを含む)は、原則として事前に同意した相手にしか送れません(オプトイン)。同意の記録を残し、配信停止の方法を本文に明記し、送信者の名称・連絡先を表示することが求められます。予約の確認やリマインドのような「取引に関する連絡」は広告に当たりませんが、そこに宣伝を混ぜると広告扱いになり得ます。

個人情報保護法

電話番号は個人情報です。取得の目的(予約の連絡、案内の送付)を伝え、目的外に使わない、第三者に渡さない、安全に管理することが必要です。

実務でのポイント

  • 予約時・会計時に「ご予約の確認と、お知らせをSMSでお送りしてよいですか」と確認し、記録する
  • 本文に店名と「配信停止はこちら」を入れる
  • 深夜早朝に送らない(20時〜翌9時は避ける)
  • 短縮URLの乱用や、電話番号を購入したリストへの送信はしない

法律の解釈は改正で変わるため、判断に迷う場合は総務省・消費者庁の資料や専門家に確認してください。

文面の

  • 予約リマインド「【〇〇(店名)】明日〇月〇日〇時にご予約をいただいております。ご変更は〇〇(電話)まで。配信停止:〇〇」
  • 再来店の案内「【〇〇(店名)】前回のご来店から〇週間が経ちました。今週は〇日・〇日に空きがあります。ご予約:〇〇(URL)配信停止:〇〇」
  • キャンセル待ち「【〇〇(店名)】〇日〇時に空きが出ました。ご希望の方は本日〇時までにご連絡ください」

70文字前後に収め、店名を冒頭に、行動(予約・変更・停止)を1つに絞ります。

LINEとの使い分け

SMSLINE公式アカウント
届く相手電話番号を知っている全員友だち登録した
開封開封されやすい(出典つきの数字はこちら通知をオフにする人も
費用1通ごとの従量課金無料枠あり、超過は月額
内容短い連絡(確認・リマインド)画像・クーポン・配信・チャット
向く用途予約リマインド、再来の周期案内限定情報、クーポン、会話

再来の柱はLINE、確実に届けたい連絡はSMS、と分けると無理がありません。LINEの店舗集客

費用の考え方

SMSは1通ごとの従量課金が基本です。予約リマインドのように「送った分だけ無断キャンセルが減る」用途なら、1通の費用と、防げたキャンセル1件の売上を比べれば判断できます。送信サービスの比較軸と料金の考え方はSMS送信サービスの比較の記事参照してください。予約システムにリマインド機能が付属している場合は、それで足りることが多いです。予約システムの選び方

Arilienのサービス

私たち株式会社Arilienは、SMSの送信サービスは提供していませんが、予約導線を含むホームページ制作サブスク(月16,900円)や、再来の仕組みを含めた店舗集客のご相談を受けています。SMS・LINE・予約システムの組み合わせも含めてご提案します。サービス一覧

よくある質問

電話番号が分かる人に、お店の宣伝をSMSで送ってもいいですか?

事前の同意がない相手に広告・宣伝のSMSを送ることは、特定電子メール法の対象になります。同意を取り、記録し、配信停止の方法を明記してください。

予約リマインドは同意なしで送れますか?

予約の確認や日時の連絡は「取引に関する連絡」として広告に当たらないとされていますが、宣伝を混ぜると広告扱いになり得ます。予約時に「SMSで確認をお送りします」と伝えておくのが安全です。

SMSとLINE、どちらを使うべきですか?

再来の柱はLINE、確実に届けたい連絡(リマインド・周期の案内)はSMSです。LINEに登録していない人にはSMSしか届きません。

1通いくらくらいですか?

送信サービスと通数で変わります。従量課金が基本で、予約システム付属のリマインド機能なら月額に含まれることもあります。比較の記事

まとめ

  • SMSは新規集客ではなく、予約した人・来た人への確実な連絡に使う
  • 同意(オプトイン)、配信停止の明記、送信者の表示、時間帯の配慮が前提
  • 向く用途は予約リマインド、再来の周期案内、キャンセル待ち、入荷連絡
  • 文面は70文字前後、店名を冒頭に、行動を1つに
  • 再来の柱はLINE、確実に届ける連絡はSMS

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西
西村亜海ミセノホシ編集長/株式会社Arilien

株式会社Arilienで飲食店・サロン向けのインフルエンサーPRとSNS集客支援を担当。現場で見た「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、売り込みなしで記事にしています。 法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。

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