MEO・Googleマップ対策

店名・住所・電話番号(NAP)の統一|Googleマップと各サイトの情報をそろえて検索と信頼を守る

NAP(店名・住所・電話番号)がGoogleマップ・ホームページ・SNS・口コミサイトでばらつくと、検索エンジンが同一店舗と認識しにくく、お客さんも迷います。そろえる項目、表記のルール、チェックリスト、修正と移転時の手順を解説。

西執筆:西村亜海公開 5分で読めます

Googleマップでは「〇〇カフェ 駅前店」、ホームページでは「Cafe 〇〇」、食べログでは旧住所、Instagramのプロフィールは電話番号なし。店舗の情報がサイトごとにばらついている状態は、思っている以上に多くあります。検索エンジンは、この状態だと「同じ店」と認識しにくくなり、お客さんは電話がつながらない・場所が違うで離脱します。

この記事では、NAPとは何か、そろえる項目、表記のルール、チェックリスト、修正の手順、移転・変更時の対応をまとめました。MEOの基本はMEO対策の記事参照してください。

結論:店名・住所・電話番号・営業時間・URLを「1つの正」に決め、すべてのサイトで同じ表記にする

NAPは Name(店名)・Address(住所)・Phone(電話番号)の頭文字で、店舗情報の基本です。検索エンジンは、複数のサイトに載っている店舗情報が一致しているかを、その店の実在性と信頼性の判断材料の1つにしています。表記を「1つの正」に決めて、すべてのサイトをそろえることが、MEOの土台であり、お客さんを迷わせないためにも必要です。

そろえる項目

項目内容注意
店名正式名称。支店名の有無、英語表記の有無Googleマップの店名にキーワード(「安い」「〇〇駅」)を足すのはガイドライン違反
住所建物名・階数まで。全角・半角、ハイフンの表記「1-2-3」と「1丁目2番3号」を混在させない
電話番号市外局番から。ハイフンの有無予約用と問い合わせ用が違う場合は、主を決める
営業時間・定休日曜日ごと、ラストオーダー、臨時休業祝日・年末年始の扱い
URLホームページ、予約ページhttp/https、www の有無、末尾のスラッシュ
カテゴリ・業種Googleマップのカテゴリ、各サイトのジャンル主カテゴリを統一

表記のルールを決める

「1つの正」を紙かメモに書き出します。

  • 店名:「〇〇(正式名称)」。英語併記は「〇〇 / Cafe 〇〇」のように順番を固定
  • 住所:「〒123-4567 東京都〇〇区〇〇1-2-3 〇〇ビル2F」(全角・半角、ハイフンを固定)
  • 電話:「03-1234-5678」(ハイフンあり、統一)
  • 営業時間:「11:00〜22:00(L.O. 21:30)/定休日:月曜」
  • URL:https://example.com/」

このメモを、更新する人全員で共有します。

掲載先のチェックリスト

掲載先確認する項目
Googleビジネスプロフィール店名・住所・電話・営業時間・URL・カテゴリ
ホームページ(会社概要・アクセス・フッター)店名・住所・電話・営業時間
Instagram(プロフィール・連絡先)店名・住所(連絡先ボタン)・電話・URL
LINE公式アカウント(プロフィール)店名・住所・電話・営業時間
X・Threads・Facebookページ店名・住所・URL
食べログ・ホットペッパー・ぐるなび・エキテンなど店名・住所・電話・営業時間(掲載を続けるもの)
Apple マップ・Yahoo!マップ・Bing店名・住所・電話(登録されている場合)
チラシ・名刺・ショップカード店名・住所・電話・URL

掲載を続けないサイト(過去に登録した古いサイト)は、削除か公開を依頼します。

修正の手順

  1. 「1つの正」を決める
  2. 上のチェックリストで、掲載先ごとに現在の表記を記録する(スプレッドシートに)
  3. ずれている掲載先から修正する。Googleビジネスプロフィール→ホームページ→SNS→口コミサイトの
  4. 自分で修正できないサイト(他者が作ったページ、古いまとめサイト)は、運営に修正を依頼する
  5. 1か月後に、Googleで店名と電話番号を検索し、古い情報が残っていないかを確認する
  6. 半年に1回、チェックリストを見直す

移転・変更時の対応

  • 移転:Googleビジネスプロフィールは「住所の変更」で更新(新規作成しない。口コミが引き継げなくなる)。移転日の前後で、ホームページ・SNS・口コミサイトを同じ日に更新
  • 電話番号の変更:旧番号に一定期間の案内(転送・アナウンス)。すべての掲載先を更新
  • 店名の変更:Googleビジネスプロフィールの店名変更は審査がある場合がある。旧店名を説明欄に「旧〇〇」と残すと、検索の橋渡しになる
  • 営業時間の変更:Googleビジネスプロフィール・ホームページ・LINE・店頭を同じ日に。臨時の変更はGoogleの「特別営業時間」と投稿機能で

よくある失敗

失敗影響
古い住所・電話が口コミサイトに残っているお客さんが旧店舗に行く、電話がつながらない
Googleマップの店名にキーワードを追加ガイドライン違反。店舗情報の停止のリスク
移転で新しいプロフィールを作った口コミと評価がリセットされる
支店名の表記が掲載先でばらばら同一店舗と認識されにくい
営業時間が掲載先で違う「閉まっていた」の低評価

Arilienのサービス

私たち株式会社ArilienMEO支援では、Googleビジネスプロフィールの整備とあわせて、主要な掲載先のNAPの棚卸しと統一を初期整備に含めています。ホームページ制作サブスク(月16,900円)では、店舗情報を1か所で管理し、変更をすぐ反映できる構成にします。MEO支援の詳細

よくある質問

NAPがずれていると、本当に順位に影響しますか?

検索エンジンは複数の情報源の一致を信頼性の判断材料の1つにしています。影響の大きさは公開されていませんが、お客さんが迷う実害(電話がつながらない・場所が違う)のほうが確実に起きます。

店名に「〇〇駅」や「安い」を入れてもいいですか?

Googleビジネスプロフィールの店名は、看板や公式の名称と同じにするのがガイドラインです。キーワードの追加は違反で、店舗情報の停止のリスクがあります。

古いサイトの情報を消せません。

サイトの運営に修正・削除を依頼します。応じてもらえない場合は、正しい情報の掲載先を増やして、検索結果で正しい情報が上に来る状態を目指します。

移転したらGoogleマップはどうすればいいですか?

新規作成せず、既存のプロフィールで住所を変更します。口コミと評価が引き継がれます。

まとめ

  • NAPは店名・住所・電話番号。営業時間・URL・カテゴリも含めて「1つの正」を決める
  • 表記のルール(全角・半角・ハイフン・支店名・URL)を固定し、共有する
  • 掲載先をチェックリストで棚卸しし、ずれを修正、古いサイトは削除依頼
  • 移転・変更は新規作成せず、同じ日にすべて更新
  • 店名へのキーワード追加はガイドライン違反

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西
西村亜海ミセノホシ編集長/株式会社Arilien

株式会社Arilienで飲食店・サロン向けのインフルエンサーPRとSNS集客支援を担当。現場で見た「来店につながる口コミ・SNSの育て方」を、売り込みなしで記事にしています。 法規制やプラットフォームのルールは一次情報を確認して執筆しています。

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